施術方法について

操体法

操体法とは、呼吸や身体の連動を利用して歪みを整えていく際に患者様自身が気持ちよく感じられる刺激を味わうことで、痛みや身体の歪みが解消するという不思議な療法です。

文章を読んでも気持ちよさの感覚がわからないとは思いますが、実際に施術を受けると身体の細胞で感じます。

「何でこんな簡単なことで良くなるのか?」と不思議に思う人が多いですが、施術後は痛みや可動域が格段に改善されます。

自然の摂理でそのようになっています。

当院では、操体法の中でも特に宮城県大崎市、ひふみ健康整体院の加藤廣直先生が考案された「理学操体法」を施術全体のメインとして、まず身体全体のバランス調整の際に使用します。



動画からは音声が出ます。音量にご注意下さい。また音声無しでもテロップで内容が確認できます。

ART(アトラスリフレクションテクニック)

ART(アトラスリフレクションテクニック)は、私が理事を務めるエイトマスターメソッド協会で開発されたテクニックです。

このテクニックは、頭蓋骨と身体をつなぐ反射点を利用しながら頸椎へのソフトな刺激を加えることで、アナトミートレイン(筋・筋膜経線)と言われる、身体を巡るあらゆる筋膜の流れを弛緩させることが出来ます。

業界最大手の「カイロベーシック社」からDVDもリリースさせていただきました。

アナトミートレインとは??

アナトミートレインは2009年にトーマス・マイヤー氏によって提唱されました。

ある特定の部位に負荷がかかった場合、その負担が関連する部位に影響を及ぼします。

このライン・地図は筋膜の繋がりで出来ていて、例えば何らかの原因でハムストリングに問題が起こった場合、ハムストリングが関連するライン上に問題が起こります。

この影響を及ぼす筋膜ライン・地図をアナトミートレインと言います。

それはその繋がりから背中の筋肉であったり、足底の筋肉であったりするという事です。

つまり筋肉は単独で動くということではなく、筋膜の繋がりによって連動して身体を動かしているという考え方です。

こういった筋筋膜ラインが12本も身体にあります。

ARTは、検査により問題のあるアナトミーラインを特定後、そのラインに対応する頭蓋の反射点に触れ、頸椎に軽い刺激を入れる事で、対応するアナトミーラインを弛緩させることが出来ます。

問題のあるすべてのアナトミーラインを弛緩させることが出来てしまう事が、このテクニックの素晴らしい所なのです。

動画からは音声が出ます。音量にご注意下さい。また音声無しでもテロップで内容が確認できます。

オステオパシー

1874年にアメリカ人医師のアンドリュー・テーラー・スティル博士により発表された手技療法で、身体全体を一つのユニットと考え、身体が本来持っている機能性を取り戻して自然治癒力を高めることで健康へと導く療法です。

オステオパシーはアプローチの範囲が身体全体(骨格だけでなく、筋肉や内臓、リンパ液、血管、自律神経)に及ぶことや その手技が極めてソフトなタッチ(グラム単位)であることなどが特徴です。

当院では、オステオパシーを主に関節の調整目的で使用します。

トリガーポイントリリース

トリガーポンイントとは、筋肉に発生した硬結部分(コリの親玉)の事です。

筋肉中にこのような硬結部分が発生するとその部分が痛むだけでなく、「関連痛」といって「離れた場所にも痛みを飛ばす」性質があります。

身体中に痛みやシビレだけでなく、頭痛、めまい、耳鳴りなど多くの不調を発生させます。

■トリガーポイントが原因となる主な症状■

  • 1.肩や腰、手足の痛みやシビレ
  • 2.頭痛、めまい、耳鳴り、かすみ目
  • 3.坐骨神経痛、肋間神経痛
  • 4.生理痛、便秘、胸部、腹部の痛み
  • 5.疲れやすい、自律神経の乱れ

<h2トリガーポイントが原因の痛みや痺れの代表例です。

×点部分=トリガーポイント。
赤い部分=痛みが発生する場所。

I、腰痛の原因になるトリガーポイント

1、大腰筋

大腰筋は背骨を支えて姿勢を保ったり、脚を引き上げる時に働く筋肉です。
腸のさらに奥に有りますので、普段は意識することがない筋肉ですが、トリガーポイントが「おへそ」の横付近に生じた場合、
痛みは背中側の背骨の付近で感じます。下腹部付近で生じた場合は股関節周辺に感じます。
仰向けで寝ていて背骨付近に痛みが発生したり、寝返りを打つ時に痛みが出る場合はこの筋肉のトリガーポイントが原因となっている場合が多いです。
また、この筋肉が異常緊張するとギックリ腰を発生させます。
更に、ここに出来たトリガーポイントは便秘、胃の痛み、腸の痛み、生理痛等の原因にもなります。

2、腹直筋

「腹直筋」とは俗にいう「腹筋」です。この筋肉の上部(胃の辺り)にトリガーポイントが生じますと、
肩甲骨の下部に背部痛を起こし、下腹部にトリガーポイントが生じますと骨盤の縁に沿った痛みを起こします。
また、腹直筋のトリガーポイントは、胃腸の痛みや生理痛、頻尿や尿漏れの原因となるケースも有ります。

II、坐骨神経痛の原因になるトリガーポイント

1、ハムストリング筋

太ももの裏側の「ハムストリング筋」です。
この筋肉にトリガーポイントが発生するとお尻から太ももの裏にかけての痛みや痺れが発生します。

2、大臀筋

お尻の一番浅い所にある筋肉です。この筋肉にトリガーポイントが発生すると、お尻全体にじっと座っていられないような痛みや痺れが出ます。

3、中臀筋

お尻の中層部にある筋肉です。この筋肉にトリガーポイントが発生すると仙骨の周囲を中心に臀部から大腿部外側面に痛みや痺れが出ます。

4、小臀筋

小臀筋はお尻の一番深部にある筋肉です。この筋肉にトリガーポイントが発生すると、
太ももの外側面や後面、そしてふくらはぎから足首までに痛みや痺れ感が生じます。

III、肩こりの原因になるトリガーポイント

1、僧帽筋

肩こりの原因になる筋肉といえばこの「僧帽筋」です。皆さんが肩を揉んだり、湿布を貼ったりするところです。
この筋は過緊張になりやすく、トリガーポイントの出現頻度が高い筋肉です。
肩を揉んでもらうと痛くて気持ちいいのですが、実は、皆さんがコリを感じている所にあるトリガーポイントは、
下図(左)のように、首の側面や側頭部に痛みを放散するトリガーポイントです。
肩上部のどうしようもないコリや痛みを感じさせているトリガーポイントは、下図(右)のように、肩甲骨の内側にあります。
従って、肩上部のしつこいコリや痛みを改善するには、肩甲骨内側のトリガーポイントを解消する必要があります。

IV、頭痛の原因になるトリガーポイント

トリガーポイントは頭痛の原因にもなります、頭痛がひどくて病院でMRIをとっても「問題ない」と言われたような場合は、
トリガーポイントの関連痛から来る頭痛の可能性が高いです。
頭痛、頭が重いなどの症状で代表的なものは「僧帽筋」のトリガーポイントですがその他にも、
「胸鎖乳等筋」や「半棘筋」、「後頭下筋」など多くのトリガーポイントが関与します。

1、僧帽筋

2、頭半棘筋・頸半棘筋

3、後頭下筋

4、胸鎖乳突筋のトリガーポイント

V、「めまい」、「耳鳴り」、「吐きけ」の原因となるトリガーポイント

1、胸鎖乳突筋

聞きなれない名前の筋肉ですが、首の側面にある「胸鎖乳突筋」にトリガーポイントが発生すると頭痛の原因となります。
また、頭痛だけでなく各種の不定愁訴(吐き気、目まい、耳鳴り等)を発生させる原因にもなります、
病院で「メニエール病」と診断されたケースでもこのトリガーポイントを緩めると、「めまい」が大幅に改善すwるケースが数多く見受けられます。

上記の図はトリガーポイントの一例にすぎません。
トリガーポイントは体中の全ての筋肉や筋膜、腱、靭帯に発生し痛みや不定愁訴の大きな原因となります。