自宅エクササイズの効果

5月は新患さんのほとんどがご紹介によるものでした。

毎月、ご紹介で来られる方は何人かいらっしゃいますが、5月はいままでよりさらに紹介の数が多かった。

 

特徴は遠方から来られる方が多かったこと。限られた予算や回数で結果を出すことは至難ですが、たとえ1クール内6回、週一回で通うのが厳しいと仰る方であっても、その方にあったプランで出来るだけ対応させていただきます。

遠方から飛行機、または新幹線などで来られる患者さんは、とてもでは無いが週1回は厳しいです。

 

そんな状況で効果を発揮するのが、自宅でのエクササイズ。ちゃんと取り組んでもらえたら、間隔が空こうが、初診の不調の状態にまでは戻ることはほぼありません。

遠方から来られる方にはより一層丁寧に指導しています。

ちゃんと出来ていたら、自力でも症状緩和が望めるからです。

 

当院で提供するエクササイズと他院の違いは、自分で痛みや可動域の「指標」を設定してもらい、エクササイズ後にそれをクリアできる、または痛みなどがちゃんと緩和しているかを自分で確かめられるという事です。

よく、指標など無しに単純にエクササイズを教えるところもありますが、実行してみて何が楽になったか自分で理解できないと効果が望めないだけでなく、指標無にエクササイズをやりすぎて身体を壊す事も多いです。

自宅で体操やヨガなどを熱心にやってはいるが、腰痛が治らない、肩こりが緩和しないと言って当院に来られる方もいますが、その行動自体は素晴らしいのですが、指標無くして無理に関節を伸ばしたり、伸びない筋肉を無理やりストレッチしていれば効果が望めないといった状況になってしまっているからです。

 

当院のエクササイズは一瞬力を入れてから瞬間脱力、考えながら関節を伸ばす。左右で無理な方はやらない。など、その方に合ったペースでやっていただければ効果が実感出来るように考えられています。

指標があるから出来ることです。
ちゃんと出来ているかをご自身で確かめられます。

 

エクササイズを真面目に取り組む方、そうでない方では症状改善のスピードに格段の差があります。

真面目な方ほど生活の中で体を壊しやすい場合もありますが、やはり真面目に取り組める方のほうが格段に症状が改善していきます。

 

現在、院内では来院された方に対して、特に年配の方にわかりやすいように。エクササイズの冊子を制作しようかと考えています。

 

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