症状改善の個人差

45歳 主婦の症例

6年前にぎっくり腰になり、レントゲンの結果腰椎のヘルニアとの診断。

それから整形外科にて牽引治療、電気治療、腰のマッサージを繰り返したがマシになるどころか、3年を過ぎたあたりから眩暈や耳鳴り、さらには重い荷物を持つと次の日から2、3日は右股関節の激痛と右足のしびれに悩まされていました。
さらに検査をするとなんと頸椎のヘルニアとも診断されてそこから3年間さらに同じ治療を真面目に続けておられました。
でも改善せず。

たまたま紹介で当院に来られました。

1回目から術後症状は緩和。
2回目の術後は綺麗に無くなってしましました。
先日3回目に来られましたが、術前の検査では特に痛みもしびれも無く、上記の症状はもう出ないとの事。

6年間悩み続けた症状が3回、約2週間で無くなってしまいました
もちろん今後も油断は禁物ですから、自宅エクササイズを徹底してもらい、施術感覚を開けてメンテナンスに来ていただきます。

この方の改善速度は本当に予想外で、こちらが驚きました。嬉しいですが(笑)

では今後同じような方が来られて、同様に3回で改善するんでしょうか??

それは無理かもしれません。個人差がありますから。
個人差とは施術の効き目や持続力、自宅エクササイズの同じく効き目や持続力の差などになると思います。

なぜ個人差が生まれるのでしょうか??

施術は一定です。毎回症状によってアプローチは違うものの、1回1回満足の行くところまではできているつもりです。
クオリティーを下げないために様々気を付けている事もあります。

個人差が生まれる原因はおそらく、施術の範囲外で考えないといけません。

クライアント様の生活の中で環境が乱れているかもしれませんし、食事で体調を崩しているかも、仕事でストレスを抱えているかもしれません。
施術は1時間枠を確保していますので、コミュニケーションを取りながらそう言った話をお聞きする事は多々あります。
しかし、具体的にアドバイスなど出来る身分ではありませんし、あくまで個人的意見としてお答えする事はありますが、行き過ぎると施術家の範疇外に思えるところもあります。

ですが、その人の気持ちになって、立場になって考えることは出来るかもしれません。その努力は今後も惜しみません。
今後身体だけで無く、心や食事に関しても再び学びなおさないといけないと思いました。

学ぶべき事は無限にある様な気がします(^^;)

クライアントさんに対する理解度をもっと高めることで、どの患者さんにも同程度の効果が出せる。そうなるのは本当に難しいかもれませんが、今後もそれを目標にして精進していきたいと思います。

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