保育士の肩、首凝り

26歳 女性 保育士の症例

 

この方は保育士と言う仕事柄か、子供と遊ぶ際は中腰に、夕方からは書類の作成などでデスクワークをされていて、初診の段階では、まともに両手がバンザイできない、首の振り向きや上向きで痛いと言った症状でした。

デスクワークの時間になると肩周りが痛くなり、寝起きも肩首が重くスッキリしないという事。

 

検査の結果根本的には股関節や腰、骨盤周りの下半身に問題があったのですが、初回で痛みが無くなりそのまま1週間過ごしてもらいました。

2回目、痛みがぶり返したという。施術自体は1回目と変わらず、術後は痛みが全くない状態に。

3回目、痛みがまたぶり返したという。しかし検査ではやはり腰、骨盤、股関節の歪みが検出され、同じ施術を繰り返し、やはり痛みが無い状態で帰っていただきました。

4回目、寝起きの肩首も、仕事でのコリ感もだいぶマシになって来たとの事。検査も腰はまだ歪みがあるものの、股関節や骨盤は整ってきていました。こうなると本人の様子も明るく、効果が持続できるようになってきたのが見て取れます。

このような感じで痛みに変化が出てくると、もうちょっとと言うところまで来ている感じがします。

3回目と4回目の間、当院で薦めたエクササイズを入念にやってくれたとの事、これも症状緩和を明らかに促進しています。話では3回目まではエクササイズは教えていたのですが、やる時間が取れなかったと仰っていました。

5回目の施術はどうかまだわかりませんが、エクササイズをやってくれていたとしたら1クール6回で良いところまで持っていけそうなので期待して待っています。

 

人によっては、慢性的な長年の症状を1回の施術で完治させてくれとおっしゃいますが、大抵の場合それは無理です。

このケースの様に、初回で痛みがなくなるケースは多々ありますが、骨格が良い状態をキープできるようになるまではどうしても痛みが再発します。ピーク時の痛みじゃないにしてもです。

 

慢性的な症状を根本から取り去りたい場合は、当院では6回の施術、約一カ月ほどを目安に受けてみてください。

今までの生活の不摂生、または長年のお仕事や家事などで出てきた症状に対して、ある程度時間をかけて対処していくのが大事です。

通院6回の間、ただ施術を受けるだけでなく、骨格が定着しやすくなるようなエクササイズや、症状が再発しないための過ごし方なども一緒に学んでいただけたらと思います。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です