手からくる首痛

46歳 主婦の症例

 

寝違えで来院されました。

それまでも慢性的な首痛で悩んでおられました。

右を振り向くと激痛が走ります。まるでぎっくり腰の首版のような感じ。

お仕事を聞くと、定食屋さんを経営しているとの事。

見た感じ、肩が顔よりも前に出てきていて、すごく猫背な感じに見えます。

腕の捻じれに関しては良く書くことなんですが、この方も腕のねじれがひどい。相当お仕事頑張っておられるんでしょう。

 

右の手の平を天井に向けた状態で、肘を左右から握りしめます。その状態で右を振り向いてもらうと痛みがかなり軽減しました。

最初の痛みが10だとすると、3位まで緩和するとの事。振り向きの可動も範囲が広がっていました。

手首、肘と正してみると、右を振り向けるようになりました。

今度は腰をひねってもらいます。右にひねってもらうと首、肩が痛むとの事。腰も関係がありました。

座った状態で、骨盤を中心に腰を整えます。

首の痛みがほとんどなくなりました。今回はこれで終了。

自宅でやってもらう腕の体操、あとは骨盤体操を指導しました。

 

首には触れませんでした。

このように、例え首が痛くても、最後の最後までは直接触ることはほとんどありません。

今回も肘と骨盤の施術のみで首には触りませんでした。

 

痛い個所を触りすぎると事故を起こす危険性があります。

揉んだり押したりしたい気持ちはわかりますが、筋肉が逆に硬くなって、回復を妨げる可能性もあります。

あまりご自身でそのような事をせず、一度整体院などに相談してください。

今回のように、それほど苦労せず改善できる場合も沢山あります。

 

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