薬が効くようになる

25歳 看護師の症例

 

10代のころから激しい生理痛に悩まされていました。

初めてご来院されたときは、生理痛の他、肩こり、頭痛、腰痛、股関節痛、生理不順などの症状がありました。

来院するまでは、生理時にこれらの症状が重くなり、一日に3回の痛みどめは欠かせなかったそうです。

 

検査していくと、股関節や骨盤の歪み、腕の捻じれや内臓の不調など様々な異常が見られました。

いつものように、身体に負担なく、痛い箇所にはほとんど触らず施術していくと生理痛以外の症状は3回くらいでかなり緩和しましたが、生理痛はまだあるとの事。

ただ、薬の回数が1回だけで何とか過ごせたようです。

 

薬に関しては、できれば服用が当たり前にはなってほしくないのですが、薬をやめるにはまず、薬が効く事が重要になってきます。

 

当院に来られる前は、身体のあちこちに不調、特に内臓が弱っていたためか、薬を飲んでも身体が吸収しないなどがあるのかほとんど気休め程度だったようです。

施術を進めていくと、身体が整ってきますからまずは「薬の効きやすい身体」になってきます。身体の緊張が取れ、内臓も働きを取り戻してきますので薬の吸収が良くなります。

そうして、薬の援護を受けられると、症状は劇的に緩和します。

薬で痛みを緩和して、整体や自宅メンテナンスで身体の中から元気になっていくことで、薬に依存する身体から自分で回復できる身体へと導いていきます。

 

6回目を施術した後、生理が来たとの事ですが、生理が来たことにも最初は気づかないくらい痛みが無かったとの事。

当然、薬の服用はしませんでした。まだ安心はできませんでしたが、薬なしで生理期間を過ごせたことで、このクライアント様は世界が変わった様に喜んでおられました。

当然、そのほかの症状に関してもほぼ気にならなくなったとの事。

 

よく聞くことですが、薬を服用し続けると身体が薬に馴れてきて効かなくなると言います。なので、さらに重たい薬を飲まなくてはいけなくなると。

果たしてそうなのか、私は疑問に思っています。

馴れるのではなく、薬で対処療法している間に水面下で身体の状態が悪化していて、その薬ではもうどうにもならないからさらに強い薬を処方しないと間に合わなくなるというのが正解なのではと考えています。

 

ということは、身体の状態が上がってくれば、薬も効くようになります。

薬が効いて、さらに身体を整えてもっと状態を上げていけば、薬をやめられるのではないかと思っています。

 

実際、当院のクライアント様はほとんどの方通院し出してからが薬を減らす、または辞めるという事になっています。

薬を飲まなくなれば、身体はさらに楽になりますし、副作用に悩む心配もありません。

 

今回のクライアント様は顔つきから顔色まで別人のようになりました。

今後は定期的にメンテナンスで来られるようです。

 

 

 

 

 

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