44歳、主婦の症例。
1年前、自宅の階段で足を滑らせ転倒。お尻と腰と脇腹を打撲されました。
病院で肋骨骨折も診断され、通院していらっしゃったとの事。病院では 現在では異常なしと言われても打った部分の腰痛がなくならず、この度当院に来られました。
通常は打撲や骨折などの痛みがあるうちは、当院の施術で事故起こすわけにも行きませんからお断りするのですが、今回は病院で完治していて、もう異常がないと言う診断だったので、こちらで施術させていただくことになりました。
まず検査ですが、立ち方が不自然で右肩が左に比べて3センチくらい下がっていて、身体が傾いています。骨盤の高さを比べたら、左右で大きな違いがありました。
骨盤の高さがそろうように動いてもらってから、痛みのある腰の部分を触診してみると痛みが8割くらい楽になっているとの事。
骨盤のズレが症状に大きくかかわっていると考えました。
骨盤をSOTで整えていきます。痛みが緩和されていきました。身体の傾きも均等に近づいてきました。
自宅での簡単なエクササイズをおススメしましたが、真面目な性格の方だったのでそれも積極的に取り組んでくれたのでしょう。
結果、比較的早い段階で改善に向かったのではないかと思います。
良く思う事なのですが、この症状を克服してやる!と言う気持ちの、気合の入った利用者様ほど改善が早い風に思います。
こちらは結局は、そのような利用者様のサポートになる手技の提供になりますので、利用者様本人が不調に立ち向かう姿勢が大事です。
これはおそらくどの医療機関でも、整体院に行っても、どんな治療や施術を受ける上でも大事な事なのではないかと思います。
この利用者様は初診のうちから、克服してやると言う気持ちが伝わってきました。結果早い改善を実現されました。
私個人は、利用者様の自然治癒力が働く様に施術でサポートする事しかできません。
スタスタ歩いておられる姿を見ると、こちらもこの仕事を選んでよかったと思うことができます。
今後も健康を維持されます様に、心から願っております
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