長時間立っていると、なぜ腰が痛くなるのか。

日常生活や仕事の中で長時間立っている時に、腰痛を感じたことはないでしょうか。

電車で座れなかった際や、

立ち仕事をしている際に20分も連続で立ち続けていれば、

徐々に腰が痛くなるという人は多いです。

なぜ立ち続けることでの腰痛を感じてしまうのでしょうか。

ある研究では、慢性的な腰痛を持つ方は、

立ち続けている際の腰の筋肉の持久力が低下しており、

腰の筋肉の持久力低下が立ち続けた際の腰痛の原因である可能性が報告されました。

そもそも筋持久力とは。

筋持久力とは、簡単に言うと、筋肉の持久力です。

そのままですね(笑)

筋持久力とは、

特定の負荷がかかる運動や姿勢に対して、

複数の筋肉群が繰り返し力を出している状態です。

つまりは、負荷がかかる一つの動作を複数回以上行う、または長時間同じ姿勢を取っているときの筋肉の持久力を筋持久力として考えることが出来ます。

立ち続けている際の腰の筋肉の持久力を測定

ある研究では慢性的な腰痛を抱えている方20名と、

腰痛の無い方20名を対象者としました。

それぞれ対象者の年齢は、

若年者（平均年齢31±6歳）が50%と、

高齢者（平均年齢71±7歳）が50%の割合としました。

対象者には荷物（体重の10%の重さ）を持ったまま立ち続けるように指示し、

その際の腰の持久力を、筋電図をいう機器を用いて測定しました。

そして、それぞれの対象者ごとに結果を比較し、

腰痛と腰の筋肉の持久力との関係性を調査しました。

腰の筋肉の持久力低下が腰痛の原因に

結果は、慢性腰痛がある方は無い方と比べて、

荷物を持ったまま立ち続けた際の腰の筋肉の持久力が、

明らかに低下していることが認められました。

さらに、この結果は、

若年者と高齢者のどちらにおいても同様に認められました。

すなわち、年齢に関係なく、

慢性腰痛がある方は無い方と比べて立ち続ける課題を行なった際の腰の筋肉の持久力が低下しており、

それが立ち続けた際の腰痛の原因となっている可能性が考えられます。

では、筋持久力をつけるためにトレーニングする必要があるのか。

自分の体のタイプをまず理解することが大事です。

一度ご自身の身体のタイプ診断をしてみませんか？？？

それでは当院の腰痛クライアント様の感想を動画でご紹介します。

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