最近は歪みを作る原因について書いていますが、①動②呼吸③食事④気⑤環境の5つに関して、②、③については書きました。
今回は④気に関して書きたいと思います。
気持ちが穏やかなときは体は緩む。気持ちが沈んでいるときは体が硬くなる。
整体にはこんな考え方があります。
身体が硬いままだと当然ですが、歪みます。
気持ちと体はとても密接な関係があります。
※気持ちを楽にする方法 (自分を許す。)
ここではどうやって気持ちをコントロールしていくかを紹介します。
心を病む原因は置かれた環境や人間関係からくる場合が多いです。職場の上司や同僚と気が合わないなどです。
相手を許せないという気持ちと、さらに相手が許せないそんな自分に対しても許せ無い状態になります。
気持ちを整えていくことはまず「許す事」から始めましょう。
嫌いな○○さんを許す、許せない自分を許してみるのです。 「許す」の語源は緩ますとも言われています。
許すことで、緊張していた体を緩ま すことが出来ます。
鏡を見ながら自分に 一言、「許します」とつぶやいてみましょう。
でも、そこまで人間出来ていないから許せない!!とよく言われます。 確かにおっしゃるとおり。
悟りを開いているわけじゃないので、許しましょう!「はい、そのとおり~!」とは ならないですよね。
でもね、頭の中や、心の中では許してなくてもいいんです。
聖書の中にも、「はじめに言葉ありき」と記されています。 運命とは「言葉が先行する」とも言います。 言霊という言葉もあります。
言葉には不思議な力があるのです。
心で念じていても、言葉に出して言った事の方が相手に伝わるし、自分にも伝わ るんです。
だから、自分の心を穏やかに体を緩ますには、まず鏡に向かって、声に出して一言「許します」 と言うだけです。
馬鹿げてるけど、まじめな話です。 毎日「ありがとう」「許します」って言っていると、顔も緩んで、笑顔になるし、体も 緩んで、楽になるんです。
体と心を楽にするのが健康の第一歩です。
最近は、歪みを作り出す要素について、また自分で取り組めるそれらの対処法を書いてきました。
少しでも為になると幸いです。
これまで書いてきた、②呼吸③食事④気に関して。
①動(癖や姿勢を含む)はなかなか改善するのに労力とストレスがかかります。
私自身はわざわざ長年の生活でしみついた癖なんかを直す必要はないと思っています。
もちろん悪い癖は無いのが理想ですが。。。
足を組む人は組むこと前提で。片側で鞄を持つ人はそのままで。それは別にいいと思います。
努力して変な癖を直そうと努力することは素晴らしいと思いますが、ある決まった環境や決まった動作が身体に影響を与えるとすれば、それらは規則性があるはずで、何度調整しても同じところが痛む可能性があるという事だと思うのです。
それらに関しては、そうなってしまう可能性をちゃんと受け止めたうえでどう立ち向かっていくかを考えて、対処していけばいいと思います。
その手段が当院で言えば自宅でできる簡単なエクササイズなどです。
当院で症状が改善したなら、エクササイズを続ける限りはその状態を長くキープできるはずです。
症状が気にならないうちはやらなくても良いし、予兆などがある時に入念にすると予防になります。
①とは違い、②呼吸③食事④気に関しては、すぐに結果は出ないかもしれませんが、意外と着手可能な事です。
⑤環境に関しては、身体が元気になってくればおのずと変化してくるはずです。
元気があれば何でもできる。アントニオ猪木さんの言葉にもありますが私もそう思っています。
身体を元気にして⑤環境を変える。
そうでなければ、環境、例えば職場を辞めるとかでないと変えることはできませんね。
今後も私は施術で患者さんに対応していきたいと考えますが、患者さん自身が「自分で治す」と考えるのが本当は自然の考え方のはずです。
病院で薬をもらっていて、症状は痛みは緩和するかもしれないが薬で痛みを抑えている間に症状は進行していきます。
日ごろの何が原因で痛くなるのかを患者さんが知る必要があり、それに向かって何をするかというのが本当に大事です。
ただその手段がわからないから、私みたいな職業の人が道しるべにならないとと考えています。
施術以外に伝えたいことがあれば今後も書いていきます。
次回からは通常の症例ブログを書いていこうと思います。
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