痛いところに原因はほとんど無い。

久しぶりのブログです。 ここ2カ月ですが、来院される新患さんの症状、肩や腰を例に挙げると、ほとんどその場所に原因があることが無いです。 今初めて書くことではないですが、新患さんを診るたびに思うことです。

ぶつけた、などを除いてはほとんどの場合その場所に原因があることはありません。

 

例えば肩こり、昔から書いてますが、腕のねじれがある人がほとんどです!

日常作業する際に、人間は手を内側にねじって作業します。手の平が天井を向いて作業することはあまりありません。 家事するにも、パソコンを打つにも手を内側にねじって作業します。 そうすると、ねじれが上まで伝わっていき、左右でより使う腕側の肩が前に出てきます。背中の肩甲骨は体の中心から見て外側に引っ張られます。背骨も骨盤も引っ張られます。 首の筋肉や腰の筋肉まで腕のねじれに引っ張られます。 この腕の引っ張りの影響を受けていては、例えつらい部分、肩や腰を揉んでも、電気を当てても同じです。。。常にひっぱられつづけていますから。

まずねじれを解消しないと始まりません。

例えば、バンザイの動作をして、肩や腰に痛み、違和感、ツッパリ感のあるような人は、手からくる典型例です。もちろん検査はそれだけではありませんが。

足は足のねじれが存在します。 例えば、股関節検査などしてみて、足以外に腰や背中にも違和感がある場合は、足が腰背中に負担になっています。

手足のねじれが複雑に絡んで、肩こりや腰痛などの諸症状を引き起こしていると考えています。

人間の数だけ、生活の数だけ多種多様な歪みのパターンがあるのです。

骨盤矯正にも言えますが、手足のねじれが体感に与える影響は本当に大きいです。 手足の捻じれによって、骨盤も背骨も影響を受けます。 手足から、背骨や骨盤が引っ張られていては、いくら骨盤、背骨だけ矯正しようとしても、定着はしません。

まずは手足のねじれを取って、体の中心に力が集まるように持っていく。

その手足からの引っ張りが少ない段階で骨盤矯正することによって、骨盤とその上の背骨が正しく矯正できるものと考えています。

 

日常生活での影響が肩こりや腰痛、その他諸症状を引き起こすことがほとんどです。

そこに着目することに症状を改善していく鍵があると常に考えています。

日常動作の中での原因が判断できたら、比較的容易につらい症状を改善する事ができると思います。

日常動作で特に多いのが、腕、脚のねじり動作だと考えています。

まずはそこから直していくこと、併用して骨盤を中心に体の軸の調整をすることで、再発しない身体作りを目指していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です