41歳 主婦の症例。
1か月前から急激に右肩が痛くなり、上がり辛くなったそう。今では横から手を挙げると肩から水平の高さにより20度くらいしか上がりません。
病院では40肩と診断されたそうで、ローテータカフと言いますが、肩周りの筋肉ががちがちに固くなってますので、その幹部に電気治療と、マッサージの様な事をしているとの事。一向に変化はないそうです。
いつも書くのですが、肩は痛みの直接原因で、根本は別にあります。
根本を正さない限りは何度幹部を治療しても再発します。
50肩はほっておいても、時間が立てば痛みは落ち着いてきます。しかし、可動域は悪くなったまま良くはなりません。
根本とは、当院では骨格の歪みをさします。家の大黒柱が傾いたままではいくらリフォームしてもダメと言う訳です。
いつも通り検査すると、この方は骨盤の異常が見られました。
右側が上に上がってます。こうなると骨盤の中心にある仙骨と言う骨も傾きます。
そうなることで、仙骨の上の背骨も捻じれたり、傾いたりします。それで、左右前後の筋肉のアンバランスが生まれるのです。
なので、右肩だけ50肩になったり、右肩が下がったり、足の長さに差が出たりします。
まずは土台から立て直して、それで肩周りの筋肉を緩める方が効率的です。
施術ですが、まず、SOTをうつ伏せ、あおむけで行い、骨盤の調整をします。これによって、筋肉の痛み、左右差を解消。
この時点で、腕は50度くらいまでは上がりました。
その後は、先ほど書いたローテータカフ、肩周りの筋肉を調整します。
また、この方の肩の上りの悪さは、右腕の捻じれからも来ていましたので、捻じれを取る様に、丁寧に施術していきます。
痛みはほとんどありません。
そうすると1回の施術で70度くらいまで上がる様になりました。
次回来られるまでのメンテナンスの仕方も提案して終わり。
次回来るときは、また少し筋肉も固くなっているでしょうが、骨盤、骨格が安定してくると、筋肉の緊張も勝手に取れてくると思います。
肩、腰関係は、当院が最も得意とするところですので、いちどお気軽にご相談ください。相談、検査は無料です。
あくまで、施術内容に納得いただいてからの施術になります。押し売りは一切致しません。
コメントを残す